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秋鹿(あきしか)

秋鹿酒造 有限会社
大阪府豊能郡能勢町倉垣

明治5年(1872年)創業。蔵のある能勢町は古くから栗や松茸の産地として知られ、秋が最も美しく実り秋でもあることと、創業者の名前から「鹿」をとり「秋鹿」と命名。米作りから酒造りまで一貫した「一貫造り」の蔵元。

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秋鹿の位置する大阪府豊能郡能勢町は、大阪・兵庫・京都の県境にある山と田んぼに囲まれた自然が溢れる山里です。最寄の駅からもバスの本数が少なく、蔵に伺うときは駅からタクシーを使うことがほとんど。
そんな自然環境に恵まれた地で、お米作りから酒造りを切り盛りするのは昭和30年生まれの奥常務。
生家の酒蔵と兼業農家を継ぎ、冬の時期には酒造りのために蔵に入り、それ以外のときは田んぼで米を作る酒蔵版ドメーヌを実践する体現者。昨今、お米を作る蔵が増えてきましたが、秋鹿の場合は、それが当然のこととして行われています。
その田んぼを見せていただいたのですが、蔵の周りにたくさんの田んぼがある中で、秋鹿さんの田んぼは一目でわかります。なぜならば、稲の間隔が広く植える本数が少ないのです。10年前からは自営田での無農薬栽培にも取り組み始めて、夏場の草取りはすべて手作業で行います。田んぼを手で触ると、ふかふかと柔らかい土の感触が印象的でした。
酒造りを支えるのは、秋鹿に来て17造りを迎える谷淵英雄杜氏と4人の蔵人。種類の多い酒蔵である秋鹿の全アイテムを丁寧に手間を掛けて造る。速醸、山廃、生もとの酒母や、精米の違い、酵母の違いなど細かな違いのお酒を造るのは至難の業であるにもかかわらず、楽しみながら張り切って造るお酒たちはどのお酒も旨い。
平成17年からは、すべてのお酒が純米に変わり、「一貫造り」の「オール純米」蔵になりました。
どのお酒も飲み応えのある旨酒であす。



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