酒コラム

新しいから美味しいとは限らない!

2018.4.19

4月も後半になり、ほとんどの酒蔵さんでは仕込みが終わり、
仕込み中の早い毎日からゆっくりとした時間が流れる毎日にかわり、
もろみ管理や上槽作業、瓶詰めや片づけが仕事に中心になっている
ことでしょう。

今酒造期は、例年にも増して寒い日が多く大変だったことでしょうが、
酒造りに関しては良い条件だったようです。
それは、搾りたての新酒を飲んでみても垣間見ることが出来ます。
綺麗で透明感のある酒質で、味があってキレも良い印象です。
フレッシュさと同時に、渋さと硬さもあるのが搾りたて新酒の特徴ですね。
でも開栓したてが一番美味しいのでしょうか?

日本酒って、開けたときが一番美味しいと思われる方も多いことでしょうが、
じつはそうとも限りません。
仕込み方法や酒蔵の個性によるところもあるのですが、
お酒の性質や開栓時期にも関係してきます。
銘柄によっては、開栓直後が一番美味しい状態のお酒もあれば、
開栓してから日に日に美味しくなるお酒もあります。

特に、最近の新酒生酒は開栓してすぐは、とてもフレッシュで爽やかでありながら
まだ硬くて味が開いていなかったり、渋さが強かったり、
はたまた新酒生酒の特徴でもある麹ばなが強く感じることもあります。
これがまた新酒生酒の良いところでもあるのですが、
そのようなお酒は、開栓翌日や開栓後2・3日経つと
酸や渋さが丸くなり味に深みが出てきて美味しくなることが多くあります。

これは魚にも言えることでしょう。
日本酒と最も相性の良い食べ物と言えば、
真っ先に上げられるのが“刺身”ですが、
捕れたての魚は、活きが良くて身が締まっていて美味しい物です。
でも、魚のプロに言わせれば、釣りたての魚よりも
釣って何日か経った魚の刺身が、より美味しいと言います。
釣り上げてすぐに締めた後からアミノ酸が魚の体に回って美味しくなるそうです。

なんだか日本酒と一緒ですね!
日本酒はゆっくり・じっくり味ってください!!

あっ・・・、ちなみに酒庫なりよしで販売している海鮮珍味は、
開封してすぐが美味しいかよ(^^)

2018年04月25日

日本酒は太らない!

2018.3.29-3.18

一昔前の焼酎ブームの頃に、
「日本酒は太るけど、焼酎は太らない!」
や、お客様の中にも
「日本酒は太るから・・・」
「最近日本酒を飲み始めて腹が出てきた・・・」
なんておっしゃるがいらっしゃいました。
病院の先生にも
「日本酒を止めて焼酎にしなさい」
とおっしゃる方もいらっしゃるようです。

おいおい、なんか日本酒が悪いお酒みたいやんか・・・その言い方。
日本酒のせいにしてないか~。

と思いながら、はっきりと目に見えるように説明できていなかったのですが、
今年に入ってとある事情によりダイエットをしました。

ダイエット開始前の食事は、
朝食は7時過ぎに白米お茶碗1杯、みそ汁、豆腐半丁、いりこ、梅干し、納豆、温泉卵
昼食はお茶碗2杯分のお米とおかず。麺類ならば2人前。
配達途中にミックスナッツやコンビニで買ったパン等。
夕方18時前後にお餅3つやインスタントラーメン。
閉店後20時前後に缶ビール350mlを1本。
仕事が終わって21時過ぎに日本酒約2合とおかずで晩酌(白米無し)。
1月中旬のダイエットを開始時は、体重72kg 体脂肪率20%でした。

ダイエットを開始して
朝食の白米を2/3。慣れたら1/2に。
配達中の間食をやめて、お腹がすいたらゼリーなどの一口菓子を食べて空腹をまぎらわす。
夕方の間食はオートミールに変えて、慣れたら間食なしに。
閉店後の缶ビールをやめてコーヒー。
晩酌はそれまでと変わらず日本酒の飲酒量は変わらず。

それから1ヶ月が経過。
しかしながら不思議なことに体重計の数値はダイエット前とほとんど変わらない・・・(><)
体重計がおかしい??マジで体重計を買い換えようと思いました(^^;;
やばい・・・これはやばい・・・。
あと1ヶ月で2.5kgは落とさないとまずい・・・。

それまで行っていなかったウォーキング20分の有酸素運動をすると若干落ちる。
でも、その日の内に元に戻る。
毎日ウォーキングする時間もない・・・。
最悪の場合は、目標達成日前に毎日ウォーキングをしなければいけない。
時間をつくらなければいけないと覚悟を決めました。

するとあら不思議・・・ダイエットを始めて1ヶ月経過した頃から体重が減ってきたのです。
徐々に食生活にも慣れてきて、空腹感を感じなくなりました。
相変わらず缶ビールは飲まずに、休日だけは妻につきあって350ml1本。
日本酒は全く減らすことなく、毎日二合?二合以上?を21時以降に飲んでいました。
白米や麺類などの炭水化物は、ゼロにするのではなく減らすだけで必ず食べる。

するとダイエット1ヶ月半で2.5kg減の目標体重69.5kg達成。
ただし、リバウンドすることも考えてダイエットを続けていたら、
やばい・・・今度は逆に減りすぎる~。っと
68kg台に突入~~。

さらにダイエット開始して2ヶ月後には
67kgに。
やばい、減り過ぎやん。

一時は66kgまで減り、20%あった体脂肪率も15%になってお腹がぺっこり。
それから、体重を目標の69.5kgに戻すために食べる量を増やしたのですが
慣れてくると減らすより増やすのが大変(><)

最終的に、ダイエット初めて2ヶ月と10日で、
体重72kg→68kg ▲4kg減
体脂肪20%→16.5% ▲3.5%減

となりました。
その間、毎晩の日本酒による晩酌は休むことなく(←休肝日も無しかい><)、
毎日21時以降に飲んでいました。

この結果から言えることは、
日本酒では太らない!
太る原因は摂取カロリー過多の食べ物!!

みなさん、
日本酒は太るお酒ではありません!!

 

 

2018年03月29日

最高の山田錦で造られる純米大吟醸

reisenmasamune

「養老乃瀧」は居酒屋さんの店名ですが、「養老の滝」は岐阜県養老町にある不老不死や若返りの水で有名な伝説の滝です。
けっして酒とは言えない岐阜県の養老で造られるのですが、養老の銘酒「醴泉(れいせん)」がめちゃくちゃ旨い。
そんな地酒だけにマスコミや雑誌の依頼も多いのですが、社長がほとんど断るためにあまり知られていないお酒です。また、全国新酒鑑評会にも出品しないというこだわりで、ほとんど無名の蔵といっても良いでしょう。
しかしながら、酒通や酒蔵さんの間ではとても評価の高いお酒なのです。そして、取引が難しい蔵でもあります。
こんな話があります。地方の酒蔵さんが酒庫なりよしにお越しいただいた際に、「醴泉さんがあるということは、酒庫なりよしさんはお酒の管理が出来ていると言うことですね!」と思わぬ評価をいただいたことがあるくらいです。それゆえ、限られた酒販店にしか取り扱えない地酒でもあるのです。
そんなこだわりを持つ醴泉さんがもう一つこだわるのが原料米です。原料米の横綱と言えば「山田錦」ですが、山田錦でも最高級の山田錦である兵庫県東条町の特A地域で栽培される山田錦を使って酒を造ります。それを聞いてピンと来ないかもしれませんが、飯米の最高級である「魚沼産こしひかり」よりも高価なお米と言えばわかりやすいでしょう。
今日ご紹介する醴泉の最高級酒「醴泉正宗」は、東条町産特A地域特等米を35%になるまで精米して、吟醸造りで醸した上品で綺麗な純米大吟醸酒。さらに蔵で一年以上寝かすことによりまろやかさと深みが出た状態で蔵出しされる究極のお酒!
価格は1,8Lで10800円(税込)もするので、晩酌酒には厳しいでしょうが、お正月やお盆、お祝いや特別な日のお酒として人気です。数人でお金を出し合って飲むのも良いですね!!
この旨さ、皆様にもぜひ一度体験していただきたい旨酒です(^^)

2018年03月07日

酒の神様直伝!

2018.2.26-1

酒どころ兵庫県の最南端にある淡路島。
自然に囲まれたロケーションの地に、知る人ぞ知る旨酒を醸す蔵あり!
手間のかかる山廃仕込みが8割を占める酒造りは、ほとんどが地元で消費されるために、県外出荷は少なく、その旨さを知る人は僅かな人だけで、その僅かな酒通をうならせるのが、都美人酒造の「都美人」です。

前杜氏が体調を壊して引退することになり、蔵元さんは“山廃”が造れる杜氏を探します。

色々なつてから「酒の神様」と言われる名杜氏に話がいきましたが、残念ながら名杜氏は当時の蔵を移ることはありませんでした。

そして白羽の矢が立ったのが、名杜氏の下で働いていた山内蔵人でした。
若き山内蔵人は、名杜氏の推薦で都美人の杜氏となります。蔵が違えば勝手が違う、原料も水も環境も違う、蔵人さん達はみんな年上ばかり、そんな中毎年毎年手を加えながら新しい「都美人」を造り上げました。
昨年から品切れが続く都美人ですが、ようやく新酒が入荷しました。

まず最初に、このお酒を初めて飲んで感じたことは、間違いなく名杜氏のDNAを受け継いでいる!
「酒の神様」が造った「山廃純米無濾過生原酒」に似ている!!
そして、都美人なりの味わいを造り上げている!!
と言う印象でした。

綺麗で伸びのある酸、コシのある口当たり、次第に山廃の酸とお酒の旨味が一体になって口の中で広がり、香ばしさと濃厚さを奏で、後口良く消えていく。

お会いしたときのソフトで優しい微笑みと対応、しかし酒造りには妥協しない心の強さ。
店主なるきちが感じた山内杜氏の印象がそのままお酒に出ている様です。

有名銘柄、人気銘柄、話題の銘柄ではなく、自分の感覚で飲む方に、ぜひ飲んでいただきたいお酒です。
★都美人 山廃純米 茶ラベル 無濾過生原酒29by 1,8L 2808円 720ml 1458円(税込)

2018年03月01日

肉にはやっぱり竹鶴やね!

taketsuru-kimoto

先日は、我が家では珍しく、滅多にお目にかかれない牛さん🐂(^^)
それならば、お肉にも合う日本酒をセレクトしました。
竹鶴 生もと純米の21by!すごい色をしていますが、
熱燗の生もと純米21by牛さんは相性バッチリ👍でお酒とお肉が進む君!!
この琥珀酸の旨味は、例えるなら赤ワインに近いだけに竹鶴ならではのマリアージュですね。
お肉だけでなく、まぐろさんとも相性が良かったのは、意外でした(^^)v
もちろん、竹鶴の旨さが本領発揮する熱燗でいただきました。
温かいお酒が、お肉とマグロの脂をサッと洗い流してくれて、
旨味が竹鶴と相乗効果で美味しくなりますね!
★竹鶴 生もと純米酒 1,8L 4212円(税込)

2018年02月22日